【読書記録】東野圭吾☆ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
こんにちは、emilyです♡
今日は、私が最近読んだ、東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を紹介します。
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まだ読まれていない方は、是非参考にしてみてください。
あらすじ
舞台は、名もなき小さな町。
寂れた観光地に客を呼び寄せるために、住民たちの期待を集める計画が進行していたものの、コロナウイルスの影響で白紙に。
そんな町で、住民たちから慕われていた人物が何者かに殺されてしまう。
犯人はもちろん、犯行の動機や方法も謎だらけ。
もちろん警察は、被害者遺族にすら捜査過程を教えてくれない。
「俺は自分の手で警察より先に真相を突き止めたいと思っている。警察にはできないが俺にはできるということもあるしな」
颯爽とあらわれた『黒の魔術師』が、犯人と警察に挑みます。
おすすめポイント
本の表紙からも分かるように、『黒の魔術師』がこの本のキーパーソン。
早い段階で登場するのですが、「えっ、あなたが!?」という感想を持つくらい、軽く想像を裏切られました!
事件に関係のなさそうな人物たちがたくさん登場しますが、その人物たちが見事に事件と結びつき、真相に近づいていきます。
いたるところに散りばめられている伏線が、思わぬ部分で回収されていく。
全部で439ページもある長作でしたが、飽きることなく一気に読み終わりました。
さらに、個人的には最後の終わり方もびっくり!
コロナや結婚・夫婦のあり方など、今の時代を反映した、読み応えのある小説でした。
始めはなかなか好きになれなかった「マジシャン」ですが、主人公の真世のように「マジシャン」の人物像に慣れてきて、この小説でお別れするのがさみしくなりました。
シリーズ化しないかなー!
本当に面白かったので、まだ読んだことがない方は、是非読んでみてください♡
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