【楽天証券・楽天銀行の改悪】SBI証券に乗り換えない4つの理由
30代共働き夫婦で資産形成奮闘中のえみりです。
昨年は楽天サービスの改悪が続き、楽天経済圏の利用者にとっては悲しいニュースが続きましたね。
その中でも現在世間の関心を集めているのが「楽天証券・楽天銀行の改悪」について。
TwitterやYouTube、ブログなど、いろいろな方が取り上げられ、「SBI証券に乗り換えるべきじゃないか・・・」という声も多く耳にするようになりました。
昨年、SBI証券は新しく「SBI・Vシリーズ」の販売が開始され、その手数料の安さから私も気になっていた時にこのニュース。
このまま楽天証券に残留するべきか、SBI証券に乗り換えるべきか、楽天証券とSBI証券との二刀流でいくべきか、旦那と話し合いました。
今日は、そんな我が家の今後の投資方針やその理由をご紹介します。
まだまだ投資初心者の私たち、ご意見やアドバイスをいただけたら嬉しいです。
- 楽天証券・楽天銀行の改悪とは
- 乗り換えない理由①楽天経済圏との相性
- 乗り換えない理由②自分の資産を把握しやすい
- 乗り換えない理由③取り崩しのときのシンプルさ
- 乗り換えない理由④個別株・高配当株投資をしない
- まとめ
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楽天証券・楽天銀行の改悪とは
まずは楽天証券の改悪についてです。
これまで「一定の残高を保有している場合」もらえていた投資信託へのポイントが、「月末時点の残高が初めて一定の金額に達成した場合」に変更になりました。
つまり、長期間一定額以上の投資信託を保有していたら毎月もらえていたポイントが、条件を満たしたときの1回のみに変更。
かなりの改悪ですね。
そして楽天銀行です。
楽天証券と「マネーブリッジ設定」をしておくことで、「年0.10%(設定をしていなかった場合は0.02%)の金利」がもらえていましたが、「普通預金残高300万円までは0.10%、300万円を超える部分は0.04%」に変更になりました
これらの改悪について、私の言葉足らずな説明では分かりにくいと思いますので、私も参考にした解説動画のリンクもはっておきます。
調べれば調べるほど、今回の改悪がどのくらい今後の投資に影響してくるのかが分かりました。
だからこそ、ネット上でも「SBI証券へ乗り換えた!」「手続きをしている」という声を多く聞くのだと思います。
私たち夫婦も、「完璧に乗り換えるとまではいかなくても、新たにSBI証券も始めるべきではないか」とも考えましたが、今のところ、今まで通り楽天証券で投資を続けることにしました。
乗り換えない理由①楽天経済圏との相性
私たちは楽天経済圏を利用しています。
楽天カードをメインカードとして使い、楽天証券で投資をし、時々楽天市場でまとめ買いをする。
これだけで、驚くほど楽天ポイントが貯まります!
貯まった楽天ポイントのうち、通常ポイントは投資信託の買い増しへ。
そして、楽天銀行も利用しているのですが、クレジットカードからの購入以外はマネーブリッジの設定をしておくだけで楽天銀行から自動的に引き落とされるのでとっても便利です!
これからも楽天経済圏を利用する限りは、楽天ポイントとの相性が良い楽天証券を使い続ける予定です。
ただし、クレジットカードでの購入は50,000円までしかポイントがつきません。(500ポイント)
50,000円以上投資する場合は、SBI証券を利用してポイントをもらうのは簡単でありだとは思います。
(理由②、③をふまえて、今のところする予定はありません)
乗り換えない理由②自分の資産を把握しやすい
マネーフォワードも利用しているので、複数の証券口座を利用していても把握はできるのですが、やっぱり1本化している方が見やすいですよね。
私は楽天証券で「つみたてNISA」と「特定口座」で同じ銘柄も購入しているのですが、売却時にかかる税金のことを考えると別で考えないといけません。
これがさらに別の証券会社でも同じ銘柄を購入した場合、さらに複雑になります。
まだまだ投資初心者の私たちには、その把握がきちんとできないと判断しました。
一つの証券会社に絞っていて、その会社が倒産したら元も子もありませんが、倒産した場合も預けている資産は確実に顧客に返ってくるように会社の資産とは別で管理するよう法律で守られています。
その点は、「銀行預金は1,000万円まで保証」と比べると安心です。
乗り換えない理由③取り崩しのときのシンプルさ
死ぬ時に一番お金持ちになっていても仕方がないので、作った資産は定年後に取り崩す予定です。
ですが、「貯まった資産が減っていくのを数字で見るのは辛い」「心理的になかなか取り崩せない」という声もよく耳にします。
または、4%の法則で取り崩すせば資産は減らない、という考え方も。
資産を買っていくよりも取り崩していく方が圧倒的に難しいようなので、その際に行動しやすくするためにも資産は極力シンプルにしたい。
そのためにも、証券口座はできることなら少なくしたいと考えています。
乗り換えない理由④個別株・高配当株投資をしない
もし個別株や高配当株投資をしていたら、証券口座は2つ以上持っていたかもしれません。
私たち夫婦がやっている「つみたてNISA」や「iDeCo」は、長期投資を前提にドル・コスト平均法で毎月一定額を定期的に買い付けています。
ドル・コスト平均法とは、価格変動のある株や投資信託を定期的に一定額購入する投資手法。
その投資商品の価格が低いときには購入口数が多くなり、価格が高いときには購入口数が少なくなります。
結果、積立期間が長くなるほど価格を平均化できるので、あとは価格の上げ下げに一喜一憂することなく淡々と購入していくのみ。
将来、右肩上がりに成長が望める投資商品をこつこつ積立購入することで、その恩恵を受けることができます。
一方、私たちが現在手を付けていない、個別株や高配当株投資では、株価の値動きを見て、株価の安さも考慮しながら買い付けていく必要があります。
そのため、購入したいタイミングで証券会社へアクセスできなかったら命取りになることも。
リスク分散するためにも証券会社は最低でも2つ以上必要ですよね。
私たちも今後、個別株や高配当株投資を始める機会が訪れたらSBI証券など、2つめの証券会社は確実に検討することになると思います。
ですが、今のところは積立投資をメインで考えているので、楽天証券があれば十分だと判断しました。
まとめ
いかがでしたか?
私たち夫婦はいろいろ考えた末、現段階では楽天証券から乗り換える必要はないと考えましたが、皆さんはいかがですか?
これからも最新の情報はチェックしつつ、「現状維持が楽だから」という理由で楽天証券に固執することがないようにしたいとは考えています。
今すぐ乗り換え・併用をしないとしてもSBI証券をとりあえず作っておくか。
こちらは夫婦で意見が分かれている部分でもあるので、今後も検討していきます。
(私はとりあえず作ってもいいのではないか派)
ですが、まだ初心者の段階から最適解を目指そうとはせず、まずはいろいろな投資に慣れていくことを優先したいと思います。
今年から旦那は「つみたてNISA」、私は「特定口座への積立投資」デビューです。
毎月こつこつ積み立て、資産の成長を見守っていこうと思います。
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